ホイールに関するガイド
WHEEL GUIDE
装着・ご使用上の注意
アルミホイールを正しく安全にご使用いただくために、以下を必ずお読みになり、内容を守ってご使用ください。

ここで使用している表記と意味は、次のようになっています。

タイヤを組み付ける前に
ホイールの選定、確認。
適合するタイヤの選定、確認。
ホイールのサイズ、インセット、取付け穴数、P.C.D、取付け面形状等が、装着する車に適合していることを確認してください。
これらが不適合ですと車に装着できません。
バルブの装着、タイヤの組付け
付属の専用バルブをご使用ください
クランプイン(ナット締め)タイプのバルブのナットは、メーカーの指定トルクで締め付けてください。
タイヤの組付け時には、バルブも新品の専用バルブに交換してください。
古いバルブをそのまま使用すると、グロメット(エアシール用ゴムパッキン)等のゴムの劣化で空気が漏れることがあります。
タイヤの組付け
アルミホイールには、タイヤをアウター側から組付けるタイプと、インナー側から組付けるタイプがありますので、確認の上、それぞれのリム形状に合った方法でタイヤ組付けを行ってください。タイヤ組付けの際には、必ずビード部に潤滑剤を使用してください。
使用空気圧の充填は、タイヤビードがリムの周上に均等にのっていることを確認した上で行ってください。
バルブコア(ムシ)は、ショートタイプ(JIS B型、9000番)を使用してください。
センターキャップの取扱いについて
センターキャップ、センタープレートには、モデルによって様々な取付け機構があります。特殊なタイプはその説明書に従って装着ください。センターキャップの取付け、取外しは丁寧に取扱いください。叩く等の衝撃を加えると、破損する可能性があります。
車両にホイールを装着された状態でのセンタープレートの取付け、取外しは丁寧に取扱いください。落下による破損又は、ホイール本体に損傷を及ぼす可能性があります。
ホイールの車体への装着
取り付けナット・ボルトの選定
ホイールの取付けナット座(ボルト座)には、60度テーパー座、球面座、平面座などがあります。それぞれの形状に合ったナット(ボルト)をご使用ください。車両のハブボルト(ボルト穴)と、取付けようとするナット(ボルト)の径、ネジピッチ、および長さが合っていることを必ず確認してください。
装着後の確認
車両に装着後は、タイヤ・ホイールが車両のフェンダーから、はみ出してないことを必ず確認してください。車体からはみ出した装着は法令で禁止されています。車両の装着後は、ハンドルを左右にいっぱい切って、車両との接触が無いことを確認してください。
空気圧の確認
走行前にタイヤの空気圧点検を必ず実施してください。
特に偏平タイヤは内圧不足による衝撃吸収性が低下し、タイヤ・ホイールを傷める原因にもなります。
異常時の注意と処置
日常のお手入れと保管
アルミホイールは耐腐食性に優れていますが、凍結防止剤や塩分等に弱く、腐食等を避けるため、海辺や雪道・泥道等を走行した後は十分に水洗いし、柔らかい布等で水分を完全に拭き取ってください。
スポンジ等のご使用や一部コンパウンド等での磨きもキズつきの原因になることがあります。

市販のホイールクリーナー(洗浄液)、ボディクリーナーの中には、変色・シミ・ムラの原因となる成分のもの(酸やアルカリ性の強いもの、研磨剤の入っているもの)がありますので、説明書をよく読んでからご使用ください。

洗車機での洗車は、ホイールを傷つけることがあります。手作業での洗浄をお勧めします。
※スパッタリング表面処理のお手入れについては下記『※スパッタリング表面処理(NDP、SMC、S.B.C等)およびカラークリア製品のお手入れ方法』をお読みください。
保管について
タイヤ・ホイールの保管は、きれいに洗浄の後、十分に乾燥させて直射日光・雨・水分・油類・高温多湿のところを避けて保管してください。 長期保管の場合は装着されていた位置を記録し、タイヤの空気圧を使用時の1/2程度に下げてください。 再度ご使用の際は、タイヤの空気圧の補充、空気圧の点検、バランスの調整を行い、タイヤ・ホイールに異常がないことを確認し装着位置に注意してご使用ください。
その他のご注意
組立式ホイールについて
ホイールの加工・修理の禁止